府国生第９１７号　内閣府認証　ＮＰＯ法人　猫達の幸せを守る会

平素より、猫達にお心を寄せていただき、また様々な形でご支援、ご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。

 

さて本日は、移転に関する収支のご報告を申し上げます。

当初購入予定だった土地は農地で、比較的安価に入手できる予定でしたが、持ち主様のご病気やのご家族様のご都合により購入をキャンセルせざるを得なくなりました。

第二候補の土地は建物付であったため、リフォームにより使用できる状態であったこと、地目が宅地のため新築も容易に行えることから、購入を決断致しました。

しかしながら、当初購入予定の土地よりも金額が高くなってしまったため資金不足になり、業者さんに一括発注できなくなりました。
そこで、移転のためのご寄付がまとまった金額になるのを待って、細切れに発注するような日々追われる状況になり、皆様にその都度、詳しい状況をご報告することがかないませんでした。

 

この場を借りてお詫び申し上げますとともに、７月２２日現在の収支をご報告申し上げます。

 

こちらをクリックして下さい。（当会の収支報告のページへリンク）

*今後は、上記ページにて随時ご報告申し上げます。

*支払いの明細、領収書等の閲覧をご希望の方は、理事長 小林幸子までご連絡下さい。

 

おかげさまで、先日、猫舎の区割りができ、トイレ、流し台、電気などの設備も順々に入り、９月に移転できるめどが立って参りました。

 

既存建物のリフォームにあたりましては、見付工務店（山武郡白子町）の見付社長様には多大なるご協力を賜っております。

皆様からのご寄付金を最大限に生かすため、できるだけ安く資材を譲ってもらえるよう、お仲間やお知り合いに交渉していただいたり、ご自分だけでできるところは一人で行って下さったりなど、費用の低減にご協力頂いております。

また、このところは、進捗の遅れを取り戻すべく、現地に泊まり込んで作業をして下さっております。

 

素人でもできるような施工（外部の壁塗装など）は、当会の幹事の加藤氏を初めとする有志の皆様により、ボランティアで行っていただき、資材の運搬などもできるものは自分達で行うよう努めているところです。

 

外壁については、大阪の中尾少風様を初めとする画家の皆様が、ボランティアで犬や猫の絵を描きに来て下さることになっております。

 

まだこれから、壁のクロス、タイル、犬舎などに２００万円ほどの費用が必要ですが、少しずつ、できるところから行って参りたいと存じます。

 

当初予定しておりました新築の猫舎（予算１，５００万円）につきましては、現時点では資金不足により

資材の調達が難しいことから、当面はリフォームした既存建物のみにて、移転後の運営を開始致しますが、

いずれは２００匹を超える猫達を保護し、里親さん探しを行い、里親さんに出会えなかった猫達の面倒を、

最期の最期までみることができる施設を造りたいと考えております。

 

静岡県伊豆の国市に、公益財団が犬や猫達の保護施設を作ることになったそうですが、４，７００㎡もある大がかりな施設であるにも関わらず、猫はたったの１００匹しか保護できないそうです。

私共のような小さいＮＰＯでも、年間１５０匹の保護をしておりますから、もっと頑張っていただきたいものです。

 

日本も頑張れば、ドイツのように人と動物が共に生きることができる、本当に優しい国になれるかも知れません。

各都道府県に私共のような施設が１５～１６か所できれば、殺処分がなくなり、たくさんの命を救うことができます。

どうぞ皆様、これからも命を救う活動にご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

認定特定非営利活動法人 猫達の幸せを守る会

理事長 小林幸子
ＴＥＬ・ＦＡＸ： ０４７０－５５－４６２２
Ｅｍａｉｌ： cat22＠npo-nekonoshiawase.com （＠を半角の@に置き換えて送信して下さい）